辺鄙な住宅街におしゃれ路線の泡系鶏白湯の新店。店内は内装が綺麗で食器等も高級感があるが、メインの商材が泡系鶏白湯はややありふれた路線という印象だが、周囲に類似点がないので行けると踏んだのだろうか。
見るからにコンサルありきの店の作りだが、味の方も攪拌したエスプーマ系なのであっさりまろやか。個人的に泡系は鶏白湯本来のコッテリとしたコク深さをマスキングする代わりに見映えを重視しているので、味の印象は薄くなる。低温調理のレアチャーシューはいいが、ヤングコーンは合わないような。
アクセス条件が良くないからか、客足がはかばかしくなく、店主が不安げにドア前に立って外を見続けるという地獄のような空気の中、食事を終えた。名誉のためにいうが、一緒に食事した息子は「美味しかった」と満足気だった。味覚と食事の感想は十人十色である。
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